10月3日(水)、6日(土)、10日(水)、11日(木)、お稽古。

3日。13名(幼1)。

一対多数。しかけ応じ、2、4、7本目。2、5、7本目。

形。

道具をつけて打ち返し。地稽古。


6日。7名(高1、小2、幼1)。

一対多数。しかけ応じ。

形、折敷、1、2本目。

道具をつけて打ち返し。基本打突。地稽古。


10日。9名(幼1)。

一対多数。しかけ応じ。

形。

道具をつけて打ち返し。地稽古。


11日。13名(高3、小3、幼1)。

一対多数。しかけ応じ。

道具をつけて打ち返し。基本打突。地稽古。


3日。12名での稽古でしたが、アトリエは充分な広さに感じました。5組入るといっぱいのフロアです。アトリエでしばらくお稽古をされている方は、ポイントを抑えた稽古を知っているので、一人ででも、相対してでも集中して、考えてお稽古されています。また、新しくアトリエでお稽古を始めた方は、決まって「こんなに自分の稽古をしたのは初めてです」そうおっしゃいます。

6日。福井国体の役員、視察等でアトリエの半分以上の皆様は不在のなか、少人数の稽古でした。大先生、Y先生がおられなくても、管理人はもちろん、皆様稽古はどの様にするのか心得ています。緊張しています。ほど良い緊張。

10日。国体が終わり、心一新での稽古です。

なぎなたをしている方ならば、なぎなたで憧れの人がいることでしょう。選手であるなら優秀な選手を。そして指導者であるならば、素晴らしい指導者を。

憧れの人がいるならば、その方を目標とし、真似てください。学んでください。どんな稽古をしているか。お試合が上手な方なら、構えから、どんな攻めをするか。学んで参考にするのではありません。真似するのです。決して自分はその方ではありませんから、そんなに上手に、素敵にはできません。ですが同じようにするのです。いつも真似て真似て、よく考えて真似るのです。全日の形が形(かたち)と言うように、かたちから入り、よく考え、何故そのようになっているのかを研究して工夫していけば、必ず理合がわかります。人に聞かずとも、自ずと分かるようになります。

管理人にとっては母がなぎなたの指導者として憧れであります。指導者としてというか、修錬者として。そしてY先生も。お二人とも兎に角真面目、純粋、知的さ、清楚さ、そして気位をお持ちです。心優しく、公平で、また稽古は厳しいです。管理人は目指しています。数十年後、先生方の様な修錬者になれる様。ですから真似ます。お二人から学びます。お二人はなぎなたの上だけでなく、人として管理人の目指すところです。

11日。先生に、指導者に相対して稽古するときだけ気を入れますか? 同期や後輩との稽古では、ただ慣れた稽古をしていますか? この差は大きいです。

週1回、2時間の稽古。一年でおよそ90時間弱です。日にちに換算しますと、たった3日と数時間です。週3回ですと270時間弱。これでも11日と数時間です。一心に稽古をしたとしても、一年ではたった数日の稽古。稽古の時間は一秒足りとも無駄にはできません。 先生と稽古するときにしか気をつけて出来ませんか?だとしたら稽古自体が無駄です。

管理人は20代の後半で、先生方との稽古以外、どんな方とでも相対したときは全力でするということに気がつきました。ですが、先生以外の方と稽古するときは気を入れずに相対する方も多くいました。管理人はそれに気がついてから、どんどん稽古したくなくなり、とうとう先生方にしかお願いしなくなってしまった時期がありました。

指導者の先生にお願いするときに緊張し、気を入れて気をつけて稽古をするのは当然です。それ以外の、指導者以外の方と稽古をするとき、どんな気持ちで、どんな姿勢で稽古するかが大事なのです。中身のある稽古とは、ほとんどはそこで決まるのです。若いものが相手だと、途端に先生からのご指導を忘れ、受けてあげるのよの姿勢では、なりません。先に行く者ならば、後輩に良い姿勢を見せなければなりません。受けてあげる、応じてやっているなんて思ってはなりません。

先生や先輩には思い切って、胸を借りて稽古をするのです。そして自分が先輩になったときには、堂々と良い姿を後輩に見せるのです。

それと、今日はもう一つ。

どうすれば良いなぎなたを振れるようになるか。

決して上手にやろうとは思ってはなりません。

ただ、正しいなぎなたをしようと思うのです。

上手にやろうと思うと、力が入ります。強張ります。そして上手とはなんでしょうか?あなたの思う上手とはあなたの段階での上手でしか知り得ません。

ただただ、正しいなぎなたを心がけるのです。正しい物は決まっています。

そしてなぎなたの理念に沿うようにしましょう。それは、なぎなたに止まらずですね。理念、指導方針。なぎなたをすることによって、ではありますが、なぎなたから離れたときも、そうであるようにです。なぎなただけ正しくやるなんて、有り得ません。心が平安でなければ、正しい物を見極められません。素直であること。謙虚さです。これは本当に学びです。

アトリエK なぎなた教室

茨城県水戸市にあるなぎなた教室のHPです。

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