8月1日(水)、土用稽古1日目。
16名!(高2、小3、幼1)。
一体多数。しかけ応じ、1、2、4本目。1、4、5本目。2、4、7本目。
形。
道具をつけて打ち返し、地稽古。
アトリエ初の土用稽古に、体験で高校の先生と生徒さん3名が参加されました。アトリエはいっぱいいっぱいでしたね!それぞれが真剣に工夫した稽古をしています。工夫した稽古。大先生がいつも言いますね。工夫するってどう工夫するのでしょうか。なぎなたにおいて。多分、どうかなどうかな・・・って、疑問、確認しながらの稽古のことだと思います。それは出来ていないと言う前提においてです。出来ていると思ってしまったら、細やかな確認はできませんから。
高校生、脚が長いですね!! いや〜〜〜、長いっ!!! 八相に構えた下の手の位置がだいぶ上で、、確かに腰骨辺りなんですけどね。側面を打った時、伸び伸びと打てていないので見ていました。八相に構えた時の手幅が狭ければ当然打突の時、窮屈です。脚が長いので手の位置が高く、手が長いので打突したらますます窮屈になっていました。「打突したとき、手幅を変えなくても打てるけれど、少しでも前の手が通うと確実な打突になるよね」そこをポイントとして、構えたときの手の位置をお伝えしました。腰骨の頂点に置く、わけではなく、あ〜た〜り〜、という、微妙な感覚でアバウトかも、ぐらいの感覚の手の位置をお話ししました。まぁ、胴も短いので、手幅を広げても広げ過ぎているように見えない、ギリギリのところです。なかなかに難しい。おまけに小顔なので、耳の高さ周辺の数ミリの手の位置の移動も、よくわかります。
うーん。現代の手足が長い世代には、なぎなたは私たち以上に難しい武道かもしれない。そう感じました。手が長いから、体を伴っていても手で打っているのが目立って手打ちと思われるかもしれません。脚が長いので、送り足も目立つかもしれません。全ては自分の身体なんだから、工夫して稽古すれば必ずできるのよ。とも思いますが、仮に股上:股下が1:1の人と、1.1:0.9の人とでは、絶対に後者の方が送り足をするには有利ですよね。なぎなたと、自分と、そして袴をどう操るか。新しい世代に対する新しいなぎなたの課題なのかもしれません。
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