6月20日(水)21日(木)23日(土)お稽古。大先生の引き立て稽古。

20日、6名。

一体多数のち、しかけ応じ5、7本目。

形。

道具をつけて打ち返し。


21日、8名(高1、小3、幼1)。

一体多数。

しかけ応じ1、2、4本目。1−8本目。

道具をつけて打ち返し。

掛かり稽古、地稽古。


23日、11名(高1、小3、幼1)。

一体多数。

しかけ応じ1、2、4本目。5、7本目。

道具をつけて打ち返し、掛かり稽古、地稽古。


大人の方は、しかけ応じ5本目の払い、7本目の払い落としを研究しました。

お一人お一人が先生に、それぞれに合ったご指導をいただきました。

昨年、管理人は7本目の払い落としが好きだということを書きました。「あの場で、自分だけで済む技だから好きなんです」そう綴りました。好きでも自分の中で納得いく技に成るのは6割いけば良い方。落とした時の自分に何かが足りないと感じていました。また、別のブログには5本目の払い、7本目の払い落としの時、踏み替え足で体を開いたときに重心が後ろに行ってしまっていたということも書きました。体さばきをつけて下がっていても、払っていても常に意識は前。攻めの姿勢。重心は中央であっても心持ち、前。

2ヶ月前に大先生に「前に落としなさい」その様に言われました。(前に?)そう思いながらも言われた通りに前に落としました。確かな払い落としを実感しました。(これが払い落としなのか!!!)管理人、衝撃を覚えました。 はらいおとし。 今まで管理人がそう思ってやってきたことは、全く払い落としでは無かったのです。ものすごくショックでした。

もしかして、それまでのものは、管理人のその段階の払い落としだったのかもしれません。なぜならば、大先生は管理人が払い落としをする時、特別にそれ以上の技の深さを言いませんでした。技が決まれば(稀にですが)、「なかなか上手くできている」そう言ってくださいました。ですから管理人自身もそれなりに出来ているのかと思っていました。

7本目の払い落とし技にあたり、やっと次の段階に進めそうな時が来たので先生は管理人に上のレベルの払い落としをご指導くださったのです。

こう考えますと、これは、なぎなたは、一つの技の中でどんどん深いものが出てくるということです。行き着く先が見えないようで、恐ろしくもありますが、正しい稽古を積んでいくうちに、必ず、その先にある技を知り得ることができます。正しい指導のもと。

管理人が得た、7本目の払い落とし技、もしかして、おそらくこの先にもっと深い技があるのかと思います。ちなみに新たに学んだ払い落としは、形5本目の打ち落としに近い感覚があります。静止しているなぎなたを落とすことと、打突にきているなぎなたを打ち落とすこと。似て非成るものですが、落とす技ということにおいて、かなり似て似ていると実感しています。


2週前の水曜稽古で、大先生にしかけ応じをお願いしました。なぜか、上手く行きません。特に応じが(好きな方なのですが)。形で合わないというならば、時折ありますのでそういう時もある。管理人の打突応じにブレが生じている。それで納得が行きます。ところがしかけ応じで呼吸が合わない。こちら必死に応じているのですが。

しかけ応じ、形の稽古がを済ませ、道具前の一休みの時、大先生と形をされたY先生が「先生の目が恐かった😆」「(先代の)大先生にそっくりでした」そう話されました。

大先生、「もう、全力で、激しく稽古することにしたの」

あー、だからですか! 管理人がしかけ応じを合わせていただいた時、合わなかったのは。今までだって先生は全力で向かい合って稽古を受けてくださっていましたが、管理人が上手く技を出せていたのは、大先生の引き立てがあっての稽古だったからです。でもその日、管理人が先生のしかけを応じきれずに焦りを感じたのは、そこにありました。大先生は、全力でかかってきてくださったのです。全力で。 今まで如何に先生に引き立てていただいていたのかが分かりました。そして、先生の本気の技を感じることができました。それは本当に、、激しく、深く、気を許さないものです。

大先生は、Y先生と管理人が次の段階へ進めるようにと、本気で稽古をするとお話しくださいました。「すまして稽古をしていたつもりはないけれど、もっと激しい稽古をしないといけないのかもしれない」そうおっしゃいました。アトリエの稽古は、大変丁寧ではありますが、その中身は厳しいものです。しかし激しい稽古。管理人もひしひしと感じております。


6月17日日曜日、常陸大宮市少年少女なぎなた錬成大会が常陸大宮市西部総合公園体育館で行われました。アトリエからは大先生は顧問、Y先生は審判長、管理人ともう一人が審判員として、そして小学生3人が参加しました。どの子供達も一生懸命に演技競技、試合競技をしました。8月の日本武道館の前哨戦としても素晴らしい大会となりました。

アトリエの子供達も、一生懸命に技を繰り出していました。言われた通りに出来たんですから、偉い!!

もう通常稽古も道具の時間を増やすことにしました。打ち返しが基本ですが、基本の打突を正しくが一番です。なぎなたと自分の関係。繰り出し繰り込みはそれからです。

常陸大宮市の錬成大会のあと、稽古会がありました。大先生が講師でお立ちになりました。管理人は端数でしたので、後からきた小学生の女の子と少しだけ稽古をしました。最後に、正しい、活きた物打ちで打突が出せましたね。少々厳しい口調で指導しました。稽古はそうでないとね。子供だからと言って甘やかすのはいけません。ちゃんと、命令します。稽古はきちんとしないとね。気を入れてやらないと。私たちはなぎなたを稽古しているのだから。ほんの少し厳しく言ったけれど、満足のいく良い技が出せましたよね。緊張したからですよ。稽古は緊張しなければなりません。

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