6月6日(水)、7日(木)、お稽古。ちょっとマニアックな話。

6日、9名(幼1)。

一対多数、しかけ応じ1−8本目。

形。

道具をつけて打ち返し。


7日、4名(小2)。

鏡に向かって体さばき。

一対多数。

しかけ応じ。

形。

道具をつけて打ち返し、掛かり稽古。


少し前に包丁の握り方の手の内のことを綴りました。

ある晩テレビをつけますと、NHKの今日の料理で土井善晴先生(好きです❤️)が料理をされていました。先生の包丁の握りを見ますと、握りよりも包丁を握ってトントンとしている手の位置に目が留まりました。だいぶ低くて、、手首が腰骨の高さぐらい。。腰骨?かなり低いですよね。しかも腰骨って、打突した時の手の位置にかなり近いんです。八相からのコテ。土井先生も私も右利きなので右半身の八相からのコテというところでしょうか。打突のコテの手の位置は、あくまで打突で打ち切るので手の位置は親指が鼠蹊部近くになり、手首は腰骨よりは少し落ちます。しかし、成る程。料理の時は軽くトントンを続けますのでもう少し高く、つまり手首が腰骨ぐらいで柔らかく握ればトントンを続けるのに疲れないのかな。なんて考えました。

祖母が「包丁を握る時の様に」と手の内を表しましたが、手の内だけでなく、構えもそうなのかもしれません。まな板に向かいますから完全な半身にはなりませんが、手の内、手の位置等。人の身体の作りで最も自然なかたち、位置。最も自然であり、理にかなった力具合、作用。料理も、なぎなたも共通しているのかもしれません。

とか思ったんですが、今日の料理の台所。あれは土井先生仕様ではないはず。あの台所で何人かの料理研究家の先生方が料理をするんですよね。つまり171cmの土井先生より背の低い先生が包丁を握れば当然に手の位置が高くなる。 うーん。 料理するのに丁度良い高さって?

ネットで調べますと、身長×2+5cm だそうです。管理人は2cmの高さのスリッパを履いて165cmですので、82.5cm+5cmで87.5cm。自宅のキッチンは90cm。そんなに変わりは無いのですが、まな板を置いて包丁を握り、キュウリの厚みほど包丁を握る腕をあげますと、その腕はほぼ床と平行になるのです。 ??? 😩 これじゃぁ、、支点力点作用点の法則が全くでは。。

包丁の握り方 支点力点作用点 では画像が出てこなかったので。ダンベル運動での画像を借りてきました。下の画像によりますと支点は肘の頂点、骨の部分で、力点は上腕部の内側の筋肉が前腕部に繋がる部分が力点、そして手が作用点になっています。

では包丁を握り、トントンしている時はどうなるでしょう。今日の料理で見た土井先生の場合は、肘が支点、力点は・・?手首ではないでしょうか。トントンする時は手首を動かします。しかし手首だけではなく、前腕部も軽く上下しています。ですから肘が支点、手首が力点、包丁を握っている手の内が作用点になるのではないのでしょうか。

この理論が正しければ、手と腕が床とほぼ平行でトントンしている管理人の力点(手首)は全く作用していないことになります。

となると?ネットに出ていました理想の台所の高さを利用している人達は、もしかしたら管理人と同じ様な体勢になっているのではないでしょうか??皆様、トントンにストレスを感じないのかしら??? ハテナは増えるばかりです。

ちなみに管理人の感覚からすると、80cmの高さの台所がベストなんですよね。むしろ78cmぐらいでしたら包丁を握った手首は腰骨あたりにくるはずです。しかしですね、その高さだと皿洗いの時、辛いはずです。まぁ実際は(現状は)食洗機にお任せなのですが。 うむ。。10cmも低くすると収納スペースが狭くなる。。なんて主婦的に考えております。(リフォームの予定はありませんが。)

どなたか包丁を握ってトントンした時の、正しい支点力点作用点を教えてください。ほぼ管理人の想像で話は進んでおりますので。

兎にも角にも、管理人宅の台所のリフォームは致しませんので、10cmの厚底を履いてトントンすることにしましょうか。。ちなみにその後、菜切り包丁を買い換えました!ステンレス製のよく切れる包丁で、あまり力を入れなくても楽々です♪

アトリエK なぎなた教室

茨城県水戸市にあるなぎなた教室のHPです。

0コメント

  • 1000 / 1000