訂正〜自信。

少し前のブログに、

「戦わずとも強くなれる。」

そう綴りました。少し訂正を入れますね。

「相手を立てて戦わずとも、戦う相手は自分自身であること。」

これが考えに沿っています。人より上手下手は関係無い。上手下手なんて誰が決めるんですか。正しい稽古をしているかそうでないかです。それは技だけでなく、心も。

しかし修錬はいつでも自分との戦いです。管理人、最近ますますそう感じる様になりました。結局稽古においての気づきとは、自分自身の問題です。指導を受けて尚、修正出来ない(しない)と言うことは、甘えの他何もない、そう指導者に思われても仕方ありません。もしくは能力の限界。毎回の稽古の前に前回指導を受けたことの確認、稽古中は考えて考えて注意して注意して稽古をする。稽古が終われば頭の中で何でも復習です。一番ね、上達したら先生が喜んでくださるのですよ。そして自分が一番得をするのです。

直すか直さないか、それが自分との戦いの大きなところです。


上の記事の時に、審査の時の緊張感を書きました。記事を読み返して、上に行けば行くほど、平常心の意味を考えて審査・審議を受けることができるのかと思いました。そこが若い稽古の方とは違うかもしれません。


もう一つ訂正です。

いつのブログかは忘れました。正しい稽古について。

先日母に「誰もが自分の稽古は正しいと信じて稽古をしているんだと思う」そう言いました。すると、

「違うと思う。正しいと信じていたら、それで終わり、それ以上いかないでしょ。

 正しいものを求めて稽古をするのが本当よ」

そう言われました。本当に、、真実ですね。 自分は出来ている。正しい。それではそれ以上得るものは有りませんね。

技を錬り・・・ですから稽古を重ねて研究・研鑽をするのですね。


少し前に母がニコニコと、

「ちょっと見るだけでね、どこを直せばもっと上手く、やりやすくなるのか分かるのよ」

そう言っていました。

ちょっと見ただけで、分かるんですよ!それがね、若い稽古の方を見てじゃなくて、ベテラン選手、高段者、称号者の稽古を見て。管理人クラスがなんだかちょっと違う?と思っても何がどう違うのか分からない、お伝えできないようなことも、最上級クラスの先生なので当たり前なのですが。でも凄い!凄い!!凄〜い!!!憧れる〜〜〜❣️❣️❣️

「いいな〜❤️」

と返しました😆


前の週の稽古が終わった後、Y先生が 「稽古は自分の中で熟成させないと」そうお話しくださいました。あぁ、これも真実だ!そう強く思いました。本当にそうなんです。若い、学生や強化選手なら毎日でも稽古して身につける必要もあります。しかし私たち指導者、熟練者、既習者は学んだことを会得するのには熟成期間が必要なんです。(勿論、毎日稽古する必要がある場合もあります) それがどの程度かは人それぞれです。そこを見極めるのも修錬の一つなのかと思います。 稽古が楽しくて沢山稽古をしたいと思っていても、思いはあっても吸収は別なのです。詰め込んでも技に表せることができるかは別なことです。 どうぞ慌てず、苛立たず、学んだことをお一人お一人が消化をして、身につけてください。


管理人は、学生時代に強化選手を2、3年したぐらいで、後はご存知の通り、ゆったり、ゆっくり稽古を続けて参りました。 ですが同世代、後輩世代は休み返上で強化練習を続けていて、次々と選手・監督として活躍していました(今も)。多分他の若手だったら強化選手でいることを勧められ、求められたのだと思いますが、私の性格・立ち位置等からか、そうでなく15年、過ごしてきました。

強化選手としての稽古をしていない(しなかった)、選手・監督として任務(活躍)していない(しなかった)、このことはずーっと私の引け目となっていました。

確かな稽古を自分の稽古として、素晴らしい先生から常に学んでいると言う誇りは揺るぎなくあります。

しかし競技としての華やかさは、やっぱりお試合(試合運びが)に慣れ、上手な方がヒーローで憧れますよね。

ずっとね、後輩たちに、強化繋がりもなく、試合が上手くもなく選手でもなかった私がアドバイスをしたところで、受け止めてくれるのだろうか。そう考えていました。

でも、その引け目ももう終わりました。

先週の水曜の稽古で、正しい基本をお伝えできることが自分自身、はっきりとわかりました。日曜のミニ競技会を見て。審判の目を持って、一本になる正確な技をお伝えできるということを感じました。先を歩くものとして、指導者として、自信を持って。

時間が私をそう育ててくれたと感じます。もちろん稽古も。

管理人、もっともっと稽古して、技も心も目も養います。正しいものを学び、身体で示せる様に。

アトリエK なぎなた教室

茨城県水戸市にあるなぎなた教室のHPです。

0コメント

  • 1000 / 1000