12月6日(水)、7日(木)、9日(金)納会、お稽古。

6日(水)11名(内1名幼児)。

鏡に向かって八方振り。45分間。

形2本目。

道具をつけて打ち返し。


7日(木)9名(内高1、中1、小3、幼1)。

鏡に向かって基本打突、しかけ応じ1、2本目。打ち返し。

相対してしかけ応じ1、2本目、打ち返し。


9日(土)14名(内高1、中1、小2、幼1)。

一対多数。

全員で打ち返し。

道具をつけて打ち返し。

しかけ応じ1、2本目発表。

納会。


6日水曜日。すぐに鏡に向かっての振りの研究に入りました。

毎週木曜日に鏡に向かっての稽古をしています。前の週の木曜日に既習者の方も参加されて、既習者の方にこそ、鏡に映るご自分の姿を認識していただきたいと感じ、土曜、水曜としました。

八方振り。指導者とご自分の違いをよく見比べてみてください。どう違うか。なにをやっているか。基本的なこと、手幅、足幅。踏みかえた足がどうなっているか。後ろの手の位置はどう動いているか。おそらく、全てを頭に入れて考えながら稽古すると、頭がパンク寸前になります。管理人もそうでした。泡風呂の中に沈んで浮かび上がれない感覚でした。それで良いのです。振りの後ろの手の位置が上がったり下がったりしてしまう、形2本目の払った時の後ろの手、そして胴を切ったあとの後ろの手も上がっています。分かっていてもできないのは意識していないからです。でも、ある時気がつきます。両方を意識し始めた時、修正が効くようになり、正しい技を習得する最初の一歩が始まります。


7日木曜日。もしかしてですが、木曜稽古の皆様が最もご自分の姿を分かっているかもしれません。木曜の稽古が始まって2ヶ月、毎回2時間のうちの半分以上、ご自分の姿を見ています。若い分(なぎなたの経験が)、それをどうすれば良いのかまだわからない段階ですが皆様、とても慎重に、ご自分の動きを確認しています。他人と比べるものでは無いと、よく分かっていらっしゃいます。

大先生が、楽しくて楽しくて仕方がない。そうおっしゃっています❣️


9日土曜日。打ち返しを応じる時のなぎなたの動きを覚えるにはどう説明しますか?

ヤー メン、メン、メン、スネ、スネ。ヤー メン。

5本目の脛を応じる時、切っ先を上から下ろして応じます。なぜだかわかりますか?

1本目の面を応じる時、なぎなたの刃筋は中段の時と同じく下を向いています。中段から自然に繰り込むからですね。でもそれだけですか?中段は?基本の構えだからでしょうか。基本の構えであり、切っ先を相手につけている状態、つまり常に切っ先で相手を狙っている状態です。すぐに技を繰り出せます。面を応じても刃筋は下方を向いていて、繰り出せばすぐに相手を切りつけることができます。2本目の側面は石突で応じますが、石突で相手を狙います。また、切先は後ろになっていますがいつでも踏み込んで打ち込めるように、刃は上を向いています。この時、下を向いているなら、確かに小手の切上げはできそうですが、、大変難しい技ですし、そこまで行くのに手の内が二転、三転しています。3本目の側面は石突をそのまま下げて応じます。その刃筋で全ての箇所を狙っています。4本目の脛。同じですね。柄部で応じますので切先は後方になりますが、刃筋はしっかりと相手に向いています。5本目の脛。下から回して応じますと、回している間、左側面がガラ空きになってしまいます。面だけではありません。右の脛も、胴も。なぎなたを半回転させるだけならば上からでも下からでも同じですが、上から、つまり刃筋の通りに上から繰り出して受けます。上から下ろす時、石突で相手を狙い、そして切っ先で相手を狙う。柄で応じることもできます。

少し複雑な説明ではありますが、中学生ぐらいからならば、ただ、応じる順番を教えて覚えるより、もっと効率良く理解できるます。理合をお伝えするからです。しかけ応じも打ち返しも約束事でありますから、決して勝手に技を繰り出したりはしません。ですが、なぎなたの動き、体の動き、必ず理合があります。年齢、進みに応じたお伝え方を考えなければなりません。皆様も、なぎなたとご自分の動きが完全に重なった時、ハッと気づき感動することがありますよね。つまり理合に気づいた時です。

土曜日は土曜稽古の納め会ということで、全員でクジを引き、しかけ応じ1、2本目をひと組ずつ発表しました。少し緊張しましたか?

納め会がありましたが、翌週末、大先生が青森に審査会に行かれるからです。でも、16日もお稽古ありますからね♪

アトリエK なぎなた教室

茨城県水戸市にあるなぎなた教室のHPです。

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