平成29年度秋の叙勲。旭日双光章。
先日、11月3日文化の日、範士 小澤多喜子先生の旭日双光章が発表されました。
『なぎなたが認められたことに嬉しいの』
そう、母は言います。
11月10日に国立劇場で伝達式があります。先生は、旭日双光章授与の代表で舞台にあがります。
その父、小澤武は昭和47年に藍綬褒章を、昭和60年に勲四等瑞宝章(現・瑞宝章綬章)、母、小澤喜代子は平成2年に勲五等瑞宝章(現・瑞宝双光章)を授与されました。
ちなみに、瑞宝章は、
「国家又ハ公共ニ対シ積年ノ功労アル者」
旭日章は、
「国家又ハ公共ニ対シ勲績アル者」
に贈られるとWikipediaにあります。
時代も、勲章の種類も違いますが、想像もしていなかった栄誉ある章を、母も戴くことになりました。その両親も喜んでいると思います。本人も。でも、、一緒にお稽古している私たちが、最も嬉しいですね。
9月の終わりに授与の話を聞いた管理人は、正直ホッとしました。本当に、母が一生懸命にやっていたことを認めていただいたということ。でもね、母は違いました。「なぎなたをやっていたからよ。なぎなたが認められたということよ。」そう言うんです。本当に、一度の叙勲で4000人が授与されます。そのうち、なぎなたで戴けると言うことはね。なぎなたを認めて戴いたということ。その考えに実に頭が下がります。
真面目で一途な母は、その両親の想いをしっかり受け継いで、今も稽古をしています。「質実剛健、水戸藩の教えよ」家ではそう言います。
今日も水戸市体育祭市民競技なぎなた大会の講評で「正しいなぎなたを稽古してください」そう言いました。勝負の為の稽古で無く。先生の下で稽古する私たちは、競技者である以上に指導者であり、伝承者になっていきます。
10日の伝達式、管理人も行ってきますね♪ 壇上の先生を激写してきます!!!ヾ(*´∀`*)ノ
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