4月19日、22日のお稽古。ボール。

11名(内1名幼児)。

一対多数。

しかけ応じ8本目。その後2、4、8本目。

形、2本目。

道具をつけて打ち返し。


8名(内1名小学生、1名幼児)。

一対多数。

しかけ応じ2、4、8本目。

形、2本目。

道具をつけて打ち返し。


https://youtu.be/4tNKHb5JbU4 形、1本目〜7本目。裏表。

母には、普段はジャージや普段着で割稽古をしたり、工夫しているところを見てもらったりしています。久し振りに稽古日に稽古着袴姿で、形を通して稽古しました。100点ではありませんでしたが、充分な気を入れて精一杯な稽古ができました。

時々母は稽古の相手とのやりとりをボールに例えてお話しします。

「相手が投げたボールをキャッチして、相手が取れるように投げ返す。」

この日初めて、母が私に投げてくれたボールが見えました。そしてなんとか受け止めることが出来ました。多分、それは今までも、私が夢中であちこちに投げていたボールを受け取って、投げ返してくれていたんだと思います。でも、私は今までそれが見えていませんでした。帰宅して稽古の動画を見ました。そこには確かに母とボールのやりとりをしている私がいました。

母はずーっとずーっとボールを投げ返してくれていたんです。私は自分がボールを投げているのも意識せず、しかし確かに未熟な技というボールは投げていたようで、しかもあちこちに。でも師である母はそれ全てを受け取って投げ返してくれていました。今までは本当にそれが見えなかったし気が付かなかった。この日確かに母が投げた直球が見え、なんとか受け取ることが出来ました。受け取ったボールを返すことが出来たかはわかりません。多分返すことはできず、今はまだ、別なボールを投げているんだと思います。

親娘だからこの感覚を得たのかな、と思ってみましたが、いいえ、そうではありません。母とY先生もお互いの稽古でずっとこの感覚を持っているんだと感じます。

形1本目のなやし巻き落としのあのネットリと絡みつく様な、巻きつかれる様な感覚。2本目の胴の薙ぎ切られた感覚。6本目の無構えからの巻き上げられる感覚。7本目の脛を応じた時のあの手の内。正しい稽古を積んで行けばこそ得られる、数々の本物の技。まさに真剣だと思います。

この日の動画を見返して、新しい課題も見つけました。そして100点ではないけれど、100%の稽古ができたこと。その時の自分の精一杯、100%です。いつかは100%=100点になれるように。そんな時が来たら、自分の中でお祭りが始まっちゃうのかもしれませんけどね(o´艸`o)ァハ♪


アトリエK なぎなた教室

茨城県水戸市にあるなぎなた教室のHPです。

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