12月14日のお稽古。

11名(内幼児1名)。

一対多数のち、しかけ応じ5、6本目。

先週の稽古のあと、先生が毎週2本ずつのしかけ応じに手応えを感じるとおっしゃっていました。皆様もそう感じられていると思います。各大会は3本ずつですが、それ以外の稽古は似た形同士で2本ずつ稽古してきました。2、3週続けて同じ形を稽古したりもしました。とても充実して、一つ一つを深く学ぶことが出来ていると感じます。すると今まで稽古の時に全ての本数を通して稽古していたことはなんだったかと感じました。勿論、通し稽古は必要です。しかし、一本一本の技の向上を目指す時には通して稽古することは負担になるだけだと思いました。ある本数を2、3週間集中して稽古しても、他の本数を忘れたりおろそかになったりすることはないのですね。結局はこの一本は、全ての技に通ずるのですよね。1本目の面と、3本目の巻き落として振り上げ面は違うことではないのです。4本目の脛抜き面を応じて払うことと、7本目の応じの胴や面を応じて払うことは同じなのです。

しかけ応じの5本目は少し前に3本目と合わせて稽古をしました。6本目も組み足の稽古を集中してしました。

形は先週に続き2本目です。仕の胴切りが難しく感じられると思います。あれはまず、側面をしっかりと払わなければ出来ない動作です。払う時に側面を避けるようにして上体を煽るようにしてしまいますと、重心が後ろへいってしまいます。すると踏み替え足をするのに体の移動が大きくなってしまい、胴に届かなくなります。そこで一生懸命に手だけを伸ばして胴切りをするような形になってしまうのです。胴よりまずは払いに注目してください。感覚としては先月のブログに書いた5本目の払いです。管理人は払う時に重心が後ろに戻っていたことを書きました。でなく、前足に意識を置くことですね。しかけ応じ5本目は踏み替え足での払いですからその場で済む技です。形の2本目の払いは体捌きをつけて払いますから、難しく感じるかと思います。しかしその体捌きは逃げるための体捌きでは無く、自分の面を打ちにきたなぎなたを払うための体捌きです。間を取るという意味ですね。側面を払われた打ちについては次の2本目の稽古の時に書きます。

お道具をつけて打ち返し。道具をつけてもしかけ応じと同じようにすること。先生のご指導をいただきました。


アトリエK なぎなた教室

茨城県水戸市にあるなぎなた教室のHPです。

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