美しく、正しく。
今日は県武道館の大道場でなぎなたの武道フェスティバルが開催されました。アトリエも一番手で小学生のしかけ応じと一般の形を披露いたしました。武道フェスティバルはおおよそ10回目ぐらいらしいですが、管理人は初めて出場しました♪ もちろん先生も、、(o´艸`o)ァハ♪ 一番手の一番初めの演技を小学生2人だけでとても緊張したと思いますが、とっても良く出来ました♪ 先生なんてもう、「あとの3組はもうどうでもいい感じに良かった」って'`,、('∀`) '`,、 はい、大人3組も気持ちを合わせることが出来たと感じています。
アトリエの紹介で美しく、正しいなぎなたを目標として・・と述べました。これはこのホームページの初めにも載せた言葉です。正しく、美しいではなく。全くの管理人の主観です。
ほとんど誰もが、自分の稽古は正しいと信じてお稽古をしていると思います。
その稽古に、その技に美しさはあるのだろうか。
なぎなたの美しさの一つ、大きなことは技の体現だと思います。そして技の指導。それと、稽古の内外での振る舞い。この3つは相対するものに感動を生じさせる要素です。私たちは人間ですから、利害関係があっても無くても、人に対して合う合わないがあります。また、人を大切に想う気持ち。普段お稽古をする相手でなくても、仲間として思いやる言葉や態度。これは3つ目の稽古内外での振る舞いに通ずるでしょう。
理念「なぎなたはなぎなたの修練により心身ともに調和のとれた人材を育成する」
指導方針「なぎなたの正しい指導により、技を練り、心を磨き、気力を高め、体力を養うとともに、なぎなたの特性のなかにいきる日本の優れた伝統を学び、規律に従い、礼譲を尊び、信義を重んじ、毅然として広く平和な世界に役立つ人を育成する」
アトリエでは毎回稽古の前に口誦します。心身ともに調和のとれた人材。に成れと。そのような稽古をせよと。心身ともに調和のとれた人材。これは人類の最高で最終の目標ではないでしょうか。
技を練り、心を磨き、気力を高め、体力を養い、日本の優れた伝統を学び、規律に従い、礼譲を尊び、信義を重んじ、毅然とした人を育成する。 どれか一つぐらいだったら、人を育成するのでなく、自分だったらなんとか。。
本当に高邁な理念、指導方針です。管理人のスマホの通知画面にはこの二つを読めるように設定しています。本当に、いつも読んではどんなことなのか。。と思いを巡らしています。もうね、これを考えたら周りのこと、人のことなんでどうでもいい!って感じになるんですよ。どうすればこの境地にいけるのか。あと30年稽古すれば分かるのか、50年経てば感じるのか、生きている間に辿り着けるのか、と。祖母はそこに居るのだろうか。こんな風にも思います。きっと、空の高いところから見下ろして、『よく考えて稽古しなさい』と言っていると思います。
そこに行き経つには、そういう稽古をしなければならない。これは確かです。自分がしている稽古はそこに辿り着けるのか。
そういう稽古は、きっと相手も自分も見ている人も感動すると思います。そしてそれは美しいです。
稽古は生活。生活は稽古なんですよね。切り離すところではないのです。
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