11月19日のお稽古。

10名（内2名小学生、1名幼児）。

一対多数の後、しかけ応じ。小学生は1、2、4本目。一般は1、4、6本目。

先生お二人揃っていらっしゃったので、小学生も見ていただきました。やはり、、いつもと違う方に見ていただくと、本当に子供たちの気分が違います。

全員が充分な指導をいただき、休憩をしてから小学生はお二人の先生に合わせていただきました。小学生はお相手が先生にお願いしているところもしっかりと見取り稽古するように言いました。それぞれが2回、先生方にお願いました。そのあと、「先生とお願いしたようにお互いでお稽古してごらん」と言って合わせるように言いました。それぞれ先生に合わせていただいて緊張して、また、気をつけて良い技が出ていたことを思い出して、ということです。お互いは先生ではなくても、寸前まで同じ先生にお願いしていたわけですから、気持ちを合わせれば、そのように出来ると思ってのことです。

そうしたら、とーっても良く出来たのです。姿勢も良く、中段の構えも注意深く、気持ちが繋がっているのがわかりました。

お道具をつけてからは打ち返し、掛かり稽古です。打ち返しは打つ方もですが、応じるのは難しいですね。相手をよく見て、相手が打ちやすいような間合いを取るというところです。初心者や小学生は間合いを取りすぎると打突が大変です。しかし、脚がよく利く人でも間合いを取りすぎると、半身が甘くなったり、跳んでしまったりと打突が決まらなくなり、気剣体の一致から外れるようになってしまいます。あくまで打ち返しは正しい打突の練習です。一呼吸でとは言いますが、正しい構え、正しい打突無くしては有り得ません。道具をつけたら豹変する、なんてことがないようにしたいものです。

しばらく続けて細かな稽古の内容を記してきました。技の一つ一つも管理人の感覚で文字にしてきました。でもやはり、なぎなたは実際に稽古をしてが一番の稽古です。そこには言葉は必要がないと感じることもあります。ですが、私たちは言葉ある生き物ですから、感覚だけではなく、言葉も大切にしていきたいと思います。その感覚と言葉を実現するために、もっともっと稽古を積まなくてはならないと感じています。

アトリエの稽古の記録は続けますが、少し深いところはお休みしますね。

今回は動画はお休みですが、ご指導いただいた動画は出来るだけ投稿するつもりです。