11月30日のお稽古。

10名(内1名幼児)。

一対多数のちしかけ応じ1、2本目。水曜稽古は年内4回ありますので、各しかけ応じ2本ずつ研究することになりました。

しかけ応じは全体での研究はありませんでしたがそれぞれがご指導をいただきました。まっすぐに振り上げて打突する難しさもさながら、応じることの難しさ。(´・ω・`) 久しぶりに文字にしようかと思いましたが、とても難しいですね!今までよく書いていました。。

休憩に入る前に皆様が、「難しい、難しい」と唱えていらっしゃいました。1、2本目は何が難しいかと問われると、何が難しい、と答えるのは難しいと思います。他の本数は明らかに難しい技が入っているので一目瞭然です。1、2本目は本当に基本の技で、初心者が初めに習う本数です。そういった意味で基本が揃っているので大切で難しいと言えるのでしょう。

形は1、3、4本目の復習です。全員で合わせましたが、一通り終わりまして、、「よくこれでフェスティバルに出たわ。。」と管理人、ボソッと呟いてしまいました。。'`,、('∀`) '`,、いや、フェスティバルの時はそこそこだったのですが。。

形の7本目の仕、脛の巻き上げ。両手の作用ですね。ちょっと研究をと思いましてお話ししました。昨年の今頃、管理人が先生方の手の内を見て発見したことです。脛の巻き上げは前の手は軽く握っているだけで後ろの手、腕で巻き上げるものかと思っていました。でもそれではどうやっても上手くいきません。それどころか後ろの手ばかりか前の手首も腕も痛くなってくるばかり。先生、Y先生のお二人の巻き上げをじーっと見ていました。これは見取り稽古です。本当に見取り稽古の大切さを知りました。あの時が無ければ気がつかなかったと思います。 後ろの手で巻き上げるのではなく、両方の手を使うんです。後ろの手の内は柔らかくです。形の教本、73、74ページの写真のなぎなたの刃を見てください。

7本目の巻き上げは後ろの手で巻き上げるものと思い込んでいたので、知った時はものすごいショックでした。目から鱗、天と地がひっくり返ったかと思うほどです。いや、おおげさでなくて。多分皆様のなかで今知った方はそうだと思います。先生、Y先生に「こうだったのですか!?」と驚いて尋ねましたが、お二人とも(ん?当たり前のこと、何言ってるの?)みたいに普通でした。またそれに驚いて。。

形の3本目仕の巻き上げと同じなのですよね。刃部と柄部の違いだけで。前になっている手に注目するのではなく、なぎなた同士の接点を見てください。3本目は打のなぎなたが、巻き上げるために少し傾けた仕の刃部を半周しますよね。6本目の無構えから突きを受けて巻き上げるところもそうですね。仕のなぎなたは巻き上げるために上下左右。それ自体はもちろん回転していません。そこを打のなぎなたが半周。7本目も同じなんです。仕のなぎなたに打のなぎなたを半周させて落としているんです。ええ〜、、という声が聞こえそうですが。

でもこれ、打の脛打ちにとても影響されます。脛を打ち切らず、おさえていると上手く巻き上がりません。これは後ろの手で巻き上げていた時もそうなのですが、でも前の手(両手)でなぎなたを巻き上げれば払い落としが自然にしやすいのです。なぜなら、、当たり前で上にいった相手のなぎなたを落とすのは前の手だからですね。お互いのなぎなたが巻き上げたことにより上にきていて、前の手も肩の位置です。ただそれを呼吸とともに下におろせば、無理なく(力を入れず)相手のなぎなたを払い落とせるのです。

お道具は打ち返しと地稽古。地稽古の動画を見て先生一言。「まるで果し合いの様。。」

また長くなってしまいました。。好きなんですね。


アトリエK なぎなた教室

茨城県水戸市にあるなぎなた教室のHPです。

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