10月29日のお稽古。

8名(内小学生2名、幼児1名)。

一対多数。横振りが初めての小学生がいましたので、途中から鏡に向かって横振りの指導・研究をしました。横振り。ただなぎなたを横にして振る訳ではありません。脇構えから振り切るまではなぎなたは水平移動ではありませんが、前の手で振ってしまうとなぎなたで掬うようになってしまいます。体と一緒に自然に斜めに上がります。振り切った時の手の位置。そして足の踏みかえ。先生は踏みかえ足を何度もご指導くださいました。なぎなたを持っているとどうしても振る方に意識が行きがちの小学生たち。途中、なぎなたを置いて踏みかえ足の練習をしました。

横振りだけでおよそ12分。オンブをしながら見て、子供の体を修正していた管理人は、先生による横振りの子供への指導の勉強、、と思いましたが、それでも飽きてしまいそうと思いました。

一対多数が終わると、「大人だけでしたらもっと早く進んでいきます。でも皆様方がご指導にあたる時にどこに注意してなさったら良いかと、ポイントをお伝えしています。」「小さいお子さんは出来ても、私たちも同じことをしてより正しく、伝えられるように。」と先生。続きはInstagramで管理人の声でごにょごにょ妨げられています。。

しかけ応じ1、2、4本目。

一般の方は1本目のしかけ、特にスネの打突の確認をしました。八相の構え、手の位置、刃筋、足幅。持ちかえ技では先生は時々、ほとんど中段で握っているところで持ちかえて握るのよ。なぎなたが暖かくなっているからわかるでしょう。左右同じように使いましょう。とお話しされます。左右同じように。。なぎなたの最大の特徴ですね。

休憩を挟みしかけ応じ3本目。ポイントは巻き落としですね。両手を使って、なのですが、しかけの振り返しメンが真っ直ぐ正しい物打ちで入っているかどうかによっての技になります。

道具のまえに子供たちの1、2、4本目の動画を撮ってupしました。二人共、先生と大人の方の前で少々緊張気味。だけど始めの礼が全く揃わず、、先生のご指導は素晴らしいですね(*´艸`*) まるで魔法にかかったかのように自然な礼が出来たのです。なんとかしかけ応じを合わせることが出来ましたが、「もっと物打ちを大切に使うこと」とご指導いただきました。

道具をつけては打ち返しです。大人は3名、子供は1名道具をつけました。つけなくても打ち返しを受けてもらいます。途中、幼児が、、すごい勢いでスネを打ってきました。。発声もスバラシイ。

しばらく打ち返しで打突の確認をして、掛かり稽古。ハイ、つまりは管理人、引き立て稽古です。。引き立て稽古!?練習いたします!!

最後は大人の方同士で地稽古で終わりました。

オマケのタイムラプス載せました!先生がタイムラプスの整理体操気に入ってらっしゃるんですw


掛かり稽古を受けていただいていた時は、ものすごく苦しくて辛くてこれが永遠に続くのではなかろうかと(大袈裟)思うぐらい、ゼーゼーハーハーで掛かっていった記憶があります。ところが先輩になったり指導する立場になってからは引き立て稽古をしないとならなくなりました。これが物凄く難しい!ウルトラ難しいんです。受けてくださっていた先生、先輩たちはただ打突部位を開けているだけじゃなかった!!とね。こんなことなら掛かっていっているほうがラク(簡単)だったわ〜。むしろ地稽古で打ちあっていた方が。。と思う方、いらっしゃると思います。 本当に、引き立てることは難しいのです。相手の進み具合、年齢的なものをしっかり見極め、技を出させるタイミング、つまり呼吸ですね。正しくはっきりと打突部位を示さないと、相手が迷ってしまいます。一本打ちで終わらさず、二本三本と前進後退で打たせること。そして本当に大切なことは間合いをちゃんときること。なぎなたは長ものですからなるべく遠間から打たせるように心がけなければなりません。声をかけることも大切です。そして少し上級者になれば隙があれば打突すること。

なぎなたって複雑で、本当に難しい、、ですねぇ。。だけどその中で自分の得意な技を見つけることが出来て、全体を高めることが出来る。うーん、これはやっぱり様々なお相手がいるから出来ることなんですね。アトリエって素敵ですね☆

アトリエK なぎなた教室

茨城県水戸市にあるなぎなた教室のHPです。

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