10月5日のお稽古。
9名(内乳児1名)。
一対多数のち、仕掛け応じ1、4、8本目。
1本目応じ、スネの応じから体捌きをつけて八相の手の内をご指導頂きました。
「メンを応じた時とスネを応じた時の手の握りはほとんど変わらない」
それぞれが県大会のための仕掛け応じを稽古しました。
その後入退場を含めて演技試合の気持ちで合わせました。
この日は稽古開始1時間で道具をつけました。打ち返しの応じ方を学びました。応じとは、仕掛け応じ、全日本なぎなたの形もそうですが、相手の出方をよく見て応じる必要があります。相手の呼吸を見てです。もちろんお互い気持ち、呼吸を合わせるのですが、特に打ち返しの場合は基本の打突の稽古ですので相手が打突しやすいような応じ方をしなければなりません。本当に難しいことです。特に仕掛けるほうが後退しながらの打ち返しの応じ。相手が構えて後退する時を見て、相手の打突と同時に間合いをとって(一歩前進)応じる。
打ち返しでやりがちなこと。相手に充分に打ってもらおうと思うばかりに(この場合は滞らずという意味で)、相手の打突のテンポ、タイミングをよく見ずに勝手にどんどん前進後退して応じるというやり方です。仕掛けが前進して打つ時ならまだしも、後退の時にそうですと、仕掛けが打突を打ち切る前に応じるはずの目の前の相手がどんどん迫ってくるのです。まさに、脅威(驚異?!)です!!!
なぎなたは相手と組んで稽古をすることですから、相手の呼吸(気の入れ方)や技を知って、心(気)となぎなた(間合い)を合わせることが大切です。初心者や子供、熟練者や年配、そして学生や強化選手、指導者や弟子、と相手の技と呼吸をよく見て仕掛け、応じる。
基本打突、地稽古をして早めに道具を外してからは、地稽古に通ずる体裁きを練習しました。道具をつけるとどうしても打つことばかりに頭が行ってしまいがちなので、身軽にせいせいと相手を見て自分の打突を確認出来たかと思います。
相手を見てのお稽古、後日書こうと思います。
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