昨日(8月31日)のお稽古。
更新遅くなりました。
お稽古、11名(内1名乳児)の参加。
一体多数のち、仕掛け応じ1、4、8本目。
今日は個人的にも全体的にも8本目の応じ、ドウ応じ、抜きメンのご指導をいただきました。
ドウを抜いた時のなぎなたの持って行き方。
仕掛け応じの6、7、8本目は仕掛けも応じも中段以外の構えからの打突になります。つまり一本目が完全に体(タイ)を返した仕掛け技、応じ技になります。仕掛けは続けて二本目ももちろん持ち替え技。応じは払い技だったり抜き技だったり。どちらも難関です。
応じ、八相からドウを受けます。後ろの手の位置。
そして体(タイ)を変えて大きく抜く。頭上を通って弧を描くように。
これは、管理人も時々忘れてしまうことです。しばらく集中したお稽古が出来なかった(オンブにより)ことは言い訳でありますが、管理人が覚えた20年ぐらい前は、抜いた時はそんなに大きくと指導されませんでした。ある方の抜き技を見ていて、小さな技に見えたので「もう少し大きくされたら良いと思います、顔の前ぐらい」と言いました。が、そのあとの先生の指導を見たら、完全に両手は頭上を通過していました。
確か管理人が覚えた時は(20年ぐらい前)、顔の前で抜いたぐらいでしたが(当時の管理人の段階にもよりますが)、しばらくして、技を大きくという点で、体(タイ)に添わしてギリギリ頭上を通るぐらいだと指導をされたことを思い出しました。もしかして気を入れて相対していたら出来るのかもしれませんが、初めに覚えたことは身体がしっかりと覚えてしまっているのですね。オンブから早く解放されて集中したいと思いました。
研究は八相の構えの時の上になる手の握り、手の内です。「特別に考えないで柔らかく握る」ここでタマゴ(またはゆでタマゴ)の例がw「大事なものを持っている感覚」とのこと。また、いつでもなぎなたを通わせることが出来る柔らかさ。もちろん手の内といっても手だけのことではありません。手と繋がっている腕も同じように大切だということ。そして体(タイ)も。詳しくはInstagramをご覧ください。珍しく笑いがあったりと、皆真剣な中でも和やかな空気が流れています。
次の研究は「なんだかおかしい・・」との先生の一声から始まりました。「なんだかおかしい・・」呪文のように唱えて始まった研究。八本目の応じです。やはり手の内、なぎなたの握り方がポイントでした。そして手となぎなたの使い方。違うようにしていると変な力がかかってしまうと。詳しくはInstagramへ。
この日は仕掛け応じのあと、お道具をつけての打ち返しをしました。
打ち返しの応じのご指導をいただきました。「必ず応じる方は、動いていても打たせる瞬間は止まっています。合気になってうたせることがないといけない」。元立ちになった時の指導。「指導者として年少者を見てやらないとならない。合気になって」
そのあと、パターン練習。(´⊙ω⊙`)名称はどうなのでしょうか。管理人が学生の時はそう言っていました。アトリエでは初めてでしたので。。試合に通ずる打突の稽古のことです。学生や強化練習ではパターン稽古はよくいたします。もちろん若さの勢いもありますが、若い方が上手な試合運びをするのは、このようなパターン稽古をたくさんたくさんたくさんするからなのです。ですがそのパターン稽古も正しくしないとなりません。一本になるために。
持ち替え技や払い技等をしました。
その後、地稽古。はい♪ みなさん、パターンの成果が見受けられたのでは?払い技を出した方もいらっしゃいましたね(^_−)−☆
「ただ闇雲に打突を繰り出しては一本にならない」とのこと。
最後のお礼の時、先生はまた、なにか大切なことをお話しになりましたが、管理人は忘れました。。動画を撮っていない!?と思っておりました。
稽古のあとは、素敵なお菓子と美味しいアイスティー。そしてもちろんかき氷☆
今回の動画はiPad2ではなく、iPhone6plusで撮ったものなので、、いつも以上にはっきりと見えてしまっています。すみません(。-_-。)普段の、あの、ちょっとぼんやりした様子ぐらいが都合が良いのですがね。。スマホやタブレットはどんどん性能が良くなってきて、、問題だ(o´艸`o)ァハ♪
そして1時間に渡って撮影してしまい(忘れて撮りっぱなしだったと)、壊れ気味のiPhoneでの編集に時間がかかっています。。今夜9本upしましたが、あと12本(´⊙ω⊙`)upしたいのですよ。。いつ終わるのかな。。
個人的に大変稽古不足を感じた管理人でした。
仕掛け応じの途中に先生は「私は全国講習で学んだのよ。あなたたちはここで学べるんだからなんでもない」と言われました。ここでの「なんでもない」は、「容易に覚えられる」という意味です。「みんなで上手になりましょ」「一人のかたの苦手はみんなの苦手ですから」「出来ているけれどもっと上手に」と。
管理人が、母である師と自宅で稽古の話で盛り上がるといつも話されていること。「全国の講習会に行って先生のあとをついてまわって必死に覚えた」と。先生の師(管理人の祖母)は戦前戦後で主に古流でしたので、昭和30年に制定された全なとは少し異なったところがありました。しかしながらもちろん大先生は、手の内や間合い、呼吸、気合、そして理合は素晴らしいものだったと、先生はいつも話していますが。そして管理人、幼い記憶ですが今しっかりと先生からそれを感じております。
先生は県はもちろん、全日本なぎなた連盟の理事、副会長をされました。全国講習はもちろん、今でも中央審査会等の審議員をされています。そこでいつもY先生と私に話されることは、「いつでも県の大会、審査会、講習会等は全なと同じ方法でやってきた」と。それはみな、「県のみなさんが全国へ行っても恥ずかしい思いをしないように」とのご配慮なのです。全国大会の審判をされる様な方でもなかなか上手く出来ない場合もあるようです。地域の小さな審判でさえ、緊張することがあります。ですから、大会様式から全て、全国レベルの指導、スタイルを取り入れて来たと。本当に有り難いことです。
この、小さな道場で、全国レベルの指導を受けることが出来るという、、うーん。。よく考えたら、、いえ、考えなくてもすごいことですよね。。管理人、先生の娘なのですが、いつもすごいなー。。すごいなー。。すんごいなーーー。。。(娘レベル)(多分分かっていないかも・・)と思っています。
兎にも角にも、アトリエで一生懸命に学べば、どこに出ても恥ずかしくないお稽古が出来るのは確かであります。
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