全日本なぎなた連盟創立60周年記念誌
先週の半ばに全日本なぎなた連盟から連盟創立60周年記念誌が届きました。
画像に記念誌の目次を載せました。巻頭からカラー写真の連盟旗、理念、指導方針、皇后杯。そして第60回全日本なぎなた選手権大会、第15回全日本男子なぎなたなぎなた選手権大会、創立60周年記念祝賀会、創立60周年記念表彰とあり、会長の挨拶となっています。
大変興味深く読み進めていきますと、各都道府県連盟のこの十年というページがあります。それぞれの連盟のこれまでの十年とこれからの紹介、そして各連盟の発足年月日、歴代会長、歴代理事長、範士、教士、錬士、事務所所在地と載っています。
管理人、パラパラと北から読み進めていきまして、茨城県なぎなた連盟で手を止めました。そして、おや?もしかして??と他の連盟のページも急いでめくりました。
茨城県なぎなた連盟の発足年月日、昭和27年11月。香川県なぎなた連盟は昭和27年5月。この二つの連盟は全日本なぎなた連盟や他の連盟よりも先に創立されていたのです。全日本なぎなた連盟は昭和30年、他の大きな各都府県の連盟もその前後の創立。
読んでいて、なにか大きな歴史のうねりを感じました。
現在のなぎなたの母体である全日本なぎなた連盟よりも数年早く発足された連盟の一員であること。少し緊張して、とても感動しました。管理人の師であり母である小澤多喜子範士に詳しく訊きましたところ、その両親である故小澤武・故小澤喜代子前水戸東武館館長が当時、力を尽くして創立させたとのことです。
アトリエKには日本の国旗とともにお二人の肖像画が掲げられています。
本当に、なんでも今私たちがしていること、出来ることは先人が築き上げてくれた、その延長上にいるのですよね。
あらためてこの地でなぎなたを振れることに感謝をしています。
記念誌はアトリエに置いてありますのでご自由にご覧下さい。
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