JOCジュニアオリンピックカップ=第31回全国中学生なぎなた大会:全日本ジュニア強化合宿

令和5年7月22日、23日、栃木県宇都宮市のユウケイ武道館に於いて標記のタイトルの大会が開催されました。アトリエから5名の中学生が参加しました。そして審判員として管理人。

第31回ということは、管理人が中学3年生の時に始まった大会です。母が(大先生)言うには、オリンピックの種目になって欲しいと言う当時の先生方の夢を大会のタイトルにつけたそうです。東北で開催された大会の審判長をした時の話をしてくれました。

アトリエからは初めての参加。隣県と言うことで、参加しやすく、3年生3名、2年生1名、1年生1名、稽古を重ねて出場しました。アトリエの稽古が春から増えたと言うこともあり、週3回の稽古に出席してくれた子もいました。皆、学校や塾が忙しくても工夫して稽古に来てくれました。6月の常陸大宮の錬成大会から1ヶ月、今までになく、厳しい稽古になりました。

大会当日。管理人も中学3年生の娘と一緒に北関東道を走らせ、11時前に会場へ到着。会場前で別れ、審判員控室へ。監督はW先生にしていただきましたので、安心です。

ブロックでの選出とはいえ、全国大会の審判。日本武道館の錬成大会の審判とはまた別に、先輩方が多くいる審判です。ええ、そうですね、ものすごーく楽しみに当日を迎えた管理人。大好きな審判を全国大会で・・・旗を振ることができるなんて♪ それはそれはテンション上がります! 2コートに配属され、審判主任はS先生。いつも笑顔でお優しく、皆の緊張をほぐしてくださる素敵な先生です。

時間通りに式は始まり、1日目は団体試合。管理人が旗を振り終わって着席した時に、3コートでアトリエの団体試合が始まりました。アトリエは先鋒2年生、中堅1年生、大将3年生(3月から道具をつけた)、相手は部活で稽古をしている全て3年生で試合慣れをしていました。手強い相手に、3人ともよくやってくれました。先鋒、中堅と1本づつ取られ、大将は判定負けでした。結果は敗退ということでしたが、思った以上の試合をしてくれました。


大会二日目。演技競技から始まります。管理人は審判に入っていましたので、3コートでやったアトリエの演技競技は見ることはできませんでした。結果は1回戦敗退。相手は2位になったペアだったとのこと。応じの娘は大泣きしたようですが、(泣くほど合わせていなかったよね)が正直なところです。娘は個人的に稽古に暮れていました。ですがしかけ応じは相手がいて成り立つことです。5年生からペアを組んでいる相手でしたが、中学生になってからは忙しく充分な稽古はできていませんでした。この1ヶ月、濃い稽古をしましたが、短かったですね。しかし良い稽古の経験でした。

午後になり個人戦。娘が4コートで試合をするところを、審判席から見ることができました。1本取られて敗退。思うところは色々ありますが、今までで一番良い動きでした。良くやりました。

二日間、アトリエの子供たち、良くやってくれました。子供たち皆に、全員の試合の出来栄えを話しました。素晴らしいところは、皆が皆、稽古の成果を充分に発揮できたことです。こんなことってあるんだな、と、指導者ながら感動しました。競技会ですので勝敗の結果は出ますが、皆が実力以上の力を出せたことに感動しました。素晴らしい体験をさせてくれた子供たちに「あなたたちがいてくれたから、学べました。ありがとう」そう伝えました。


私と言えば、二日目の男子の試合審判をした後、具合が悪くなり、少し喘息も出たので控え室で休憩をしていました。会場に戻った後、娘の試合の行方を見たのち、あっという間に気分が良くなり、、、娘の(アトリエの)試合がものすごーく気になっていたのですね。大会は8割型過ぎていたのですが、ようやく全集中自分の仕事に気を入れることができました。まだまだですね・・・難しい。よく、自分の子供の旗は振りたくないと言われる審判の先輩方を聞きますが、私は旗を振りたくないというか、、県内の大会だと全く気にならないのですが(錬成大会も、忙しすぎるのと人が多すぎるので)、今回は審判を真剣に楽しむ自分もいましたが、同時に心の内はざわざわと落ち着かず、子供たちの行方が心配であったようです。


7月24日月曜日。同会場で全日本ジュニア強化合宿が開催されました。アトリエから4名の中学生が参加しました。管理人は監督として。

200名を超える(と思える)参加者が前日の会場を縦横無尽に打ち返しをする様は大迫力でした。1分間の地稽古を13回ほど続けて昼休憩。アトリエで大会に向けて1分間の地稽古、2分間の試合稽古を続けていた甲斐がありました。後半はしかけ応じ組と道具組で、道具組は2分間の地稽古(休みあり)。

手の内を知った限られたメンバーとの稽古とは違い、100名を越す、なぎなたに今をかける同年代との稽古。強化合宿を一番の楽しみにしていた子供もいて、「楽しかった!」「もっとやりたい!」と今までにない笑顔で終えました。


中学生大会である団体の監督をされていた方に見覚えがあり、プログラムで確認したところ、4年前の東日本大会で共に旗を振り、お友達になった岐阜のI先生。一昨年の勝浦の研修会で再会し、LINEの交換をして年賀状を送り合うようになった同い年の先生です。どちらもブログに載せています。また、2年振りに予期せず会えた! 強化合宿では隣に席をもち、大会の話、当日の強化の話、自分たちの生徒の話、、、2年振りとは思えないね。

強化合宿には管理人の次女も観覧で連れて行ったところ、I先生の生徒の妹さんと仲良くなり、別れる時に、「錬成大会で!」と挨拶をしました。

「なぎなたを続けていたら、またどこかで会えますね」

この通りですね。

すぐに日本武道館の錬成大会の記事もあげます。

アトリエK なぎなた教室

茨城県水戸市にあるなぎなた教室のHPです。

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