1月31日(水)2月1日(木)、お稽古。
31日。13名(内幼児1名)。
一対多数。しかけ応じ2、3、6本目。
体さばき。
形1、5、7本目。
大変深い稽古でしたね!!
実は管理人、1月のお稽古は半分は見取り稽古で、インフルエンザから戻ってきてからは、先週までは身体を慣らすような稽古でした。一昨日あたりから、こう、慎重に歩み寄るような稽古では無く(自分の風邪のせいでしたが)、昨年の秋に感じた「引き合う」稽古をしたい・・!!全身全霊をかけて相手と向かい合い、歩み寄り、そしてなぎなたを通じてギュッと手を繋ぎ、引き合う感覚。あの感覚は特別です。アトリエにはそれが出来る仲間がいます。元気になった私は、水曜の稽古を楽しみにしていました。しかけ応じ、何人かの方とお稽古しましたが、相手が変わるにつれ、管理人のボルテージも徐々に上がって行き、よっし!この方と「引き合う!!」と思い向かい合ったところで、先生の「確認して稽古しましょう」の言葉。「一本づつやってください。正しいスネを打つ。それを応じる」 動画に載せました。本当に基本の稽古です。二段から錬士までが、こんなにも基本の稽古をします。まるで初心者への指導の様にも見えます。が、これが真実ですね。出来ているのか。本当に出来ているのか?出来ていたけれど、今はどうだろうか。 苦労して習得しても、人間はラクな方、自分にとってラクな姿勢にどうしても自然になってしまいます。勢いで稽古をしていないか。勢いは大切で必要です。しかし、勢いだけで稽古をしていないか。ただ順をなぞるだけの稽古でないか。 確認の稽古でしたので、それからの管理人は盛り上がった気持ちは抑え、慎重な稽古でした。思っていた稽古ではなかったのですが、ふと思いました。あの「引き合う」感覚の稽古は特別なんです。心が燃える様な感じ。情熱的とでも言うのでしょうか。「引力のよう」とも書きましたが、そこに何か新しいものが生まれる感じです。そして濃厚なんです。それはまさしく技に、相手に没頭している様です。でもそこに「慎重さ」は在るのかな?ふと、そう思いました。引き合う稽古は周りも飲み込みます。ですから見るものを圧倒させる、感心させる力があります。 技に対する慎重な気持ちとは、どこでリンクするのでしょうか。
1日。6名(中1、小2、幼1)。
鏡に向かって打突。
しかけ応じ1、2、4本目。
打ち返し。
「このお稽古が楽しくて好き」
そう言いました。「普通じゃないからね。既習者との稽古は当たり前だから」 そうですね。育つ子供達相手の稽古はいつもではありません。子供は育ったら大人になり、既習者です。初心者でも大人は大人。 東武館で稽古をしていた時、大人ばかりでした。でも、私たち(管理人三姉妹)が稽古を始めますと母は、子供を募集してくれました。「私の子供たちがいたから、一緒に稽古をする友達を作ってあげたかったから一生懸命募集したのよ」そう言います。 管理人、母になった今、よくわかります。今は子供は少なく、習い事の種類は増えました。ですから益々子供との稽古の出会いは少なくなりました。 初めから、理念を唱え、全てを映す鏡に向かって稽古をする子供たち。どう育つか楽しみです。
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