間合いとは。自分と相手との距離です。前回にも記しましたが、しかけ、応じとあり、しかける方は相手の打突部位を正しい間合いで打突します。応じる方は自分の打突部位を応じます。しかけが大きく出るからといって応じもそれに合わせて応じてしまいますと、正しい間合いとはかけ離れたものになってしまいます。自分でない誰かの間合いを応じている状態になります。。それでも不思議ですね。正しい間合いでなくても、同じような勢いで体捌きをつけてしかけ、応じますと、合気になった気がしてしまいます。そして、大きく伸び伸びと打突しましょうと言われて張り切って打突しますと気合いは入っているように見えますが、それぞれ理合が全く違うものになってしまいます。いかに、基本の構え、姿勢、手の位置等が大切になるか。

管理人、ここ2、3週、微妙な手の位置の大切さを痛感しております。前の週、面を応じた時の後ろの手の位置と払いのち、当たり前ではあるのですが、繰り込んだ時の手の位置が同じであったことを書きました。この水曜の稽古でまた新たな手の位置を学びました。1本目の応じ、抜いて面。一度で面が届いていませんでした。送り足が遅いので打突にブレが生じていました。しかし、打突自体をよく考えても八相に構えてからの打突にはそんなに問題はなかったような気がしていました。よくよく考えまして、脛を応じてから後ろに抜いて八相に構えた時の前の手の位置。これが少し下にズレていたのです。３cmぐらいです。側面の打突ではなく、そもそも構えが違うことをしていたので体をかえす打突に微妙な影響が出ていました。　ここで面白いと思ったことは、右半身の八相の少々下がり気味の下の手の位置は、道具をつけた場合は丁度良いのです。逆に正しい八相の手の位置のはずの左半身八相はやりにくいのです。道具は小手や胴の幅があるので、また違うのかな？と思ったりしています。でも理合は変わるはずがないので、研究していきたいです。

こうなると、基本の手の握り（手の内）は全てに通づる（同じ様）もので、正しい手の位置はどこまでいっても（どんな技においても）通じています。当たり前のことなのですが、1本目の面を応じる後ろの手と次に脛を応じ、八相に構えた前の手（どちらも右手）が同じと言われても、これまでは（そうか、、同じなのか、、）ぐらいにしか思いませんでした。でもここ最近の稽古でそれがよく分かった気がしました。面を正しく応じられないと次の脛も正しく応じられず、次いでは八相までも違うことをしてしまう。勿論側面なんて、、ということです。　もちろん人によって、八相の構えは間違いない、や、面の応じは大丈夫。という方もいると思います。しかし、技は一本一本ですが、構成の中で繋がっていますので、お互いへの影響が大きいものだと感じます。

中段の構えの手の握りが、この他全ての技に繋がっていると思うと、驚きと共にワクワクする気持ちが出てきました。

先週の金曜から下の娘が熱を出しています。37度前後なので小児科に連れて行くかどうか悩む体温でした。熱があるときでも機嫌よくしてくれて、食欲は少し落ちたぐらい。口元が荒れてきたので月曜に病院へ連れて行きました。口唇ヘルペスからの発熱なようです。熱が出始めた頃は機嫌は良かったのですが、口元が荒れ、歯肉が腫れている今は機嫌が悪い時が多いです。ほとんどオンブ。上の娘は春休みですが、オンブ応援隊。先生は出張。

アトリエK なぎなた教室

茨城県水戸市にあるなぎなた教室のHPです。

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