1月18日のお稽古。

10名(内1名幼児)。

お二人の方に一対多数の先頭に立っていただきました。続いてしかけ応じ1−8本目。

形1−7本目。3本目。

しかけ応じも形も、稽古毎に本数を決めて研究をしてきました。するとどうでしょう。裏表通して稽古を続ける先週と今週、昨年じっくりと学んだ一つ一つの技が、それぞれでは無く、演技全体を導いてくれるものだと実感しました。つまり、しかける方、応じる方、面、脛、胴、それらの応じ、巻き落とし、払い、払い落とし、突き、なやし、巻き上げ、打ち落とし等々。。個々の技は個々ではなく、全ての技であるということです。 しかけ応じ1本目の面が道具をつけた時の打ち返しの面と同じであるのと同様、他のそれぞれの技も動きは異なりますが、全ては同じ理合いです。

管理人、先週から八方振りを自主練でじっくりと学び始めました。先生は八方振りがお好きです。好きだから、つまりは上手(得意)です。毎回、いいなぁ。。と思って寂しく自分の振りをしていました。しかしふと、母が出来るなら私にも出来るんじゃないの?(←そこには師と弟子という感覚は無く純粋に親子として)と思いまして。アトリエの鏡に向かって振り始めました。キャリアが全く違うと言っても、同じ場所で同じ(正しい)稽古をしている仲間(親子)です。だからきっと出来るだろうと。先生が指導された斜め45°から入ってくるところを思い出して鏡の自分に対して振り、、だいぶ違うことをしているのに気がつきました。45°から入って、斜め下45°まで振っていたと思いますが、課程が違うところを通っていたのです。斜め振りと斜め振り下からは、身体を中心から(丹田の辺り)8等分するところの斜めの線を通ります。管理人は入るところと出るところは意識していましたが丹田を通ることを考えていませんでした。胃の辺りを通って振っていたのです。これでは手で振り下ろしていたのは間違いありません。気づいたので正しい斜めの線を通るように振り下ろしました。すると、自然と体でなぎなたを振れたのです。今までは一生懸命なぎなたを振っていました。それが正しい刃の向き、正しい刃筋で(この場合は振りの角度)で振り下ろしたら自然に体がついてきたのです。なんとも不思議な感覚です。そしてとても、、簡単だったのです。 なぎなたを振っていた今までは腕に、肩に力が入って、踏み替え足も寄せる足と開く足のテンポが別でした。わざわざ難しくやっていたのです。 正しい振りはどこにも無理な力は入りません。

鏡を使った稽古。本当に大切です。


アトリエK なぎなた教室

茨城県水戸市にあるなぎなた教室のHPです。

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