11月9日のお稽古。
9名(内1名幼児)。
一対多数のち、しかけ応じ3、5、7本目。しかけは胴、振り返し面が似たようにあります。応じも胴を応じ、払い面を受け、払い、、という技。水曜稽古は10月19日、26日に、3、5本目、11月2日に7本目を稽古してきました。4週目になります。やはり、まとまった稽古は本当に記憶・感覚に残りやすく習得につながることだと感じました。
先週の水曜稽古のブログに、管理人は7本目の払い落としは好きな技だと書きました。あの技はその場で行える技で、そして払った時の後ろの手を体から外れないよう気をつければ、払った前の手は自分の身体を軽く締めるような感覚になること。それがとても体に沿うようでまとまったように感じるからです。 この日のお稽古は苦手な5本目の払いをじっくりと考えました。先生のご指導を見ていましたら、5本目の払いを分解して、踏みかえ足で止まっているところがありました。おや!っと思いました。7本目の払い落としは、よく踏みかえ足で止まってその時の手の位置、体の向きを確認しますよね。その時、左手は肩のそばまで上がり、柄の物打ちは相手の物打ちにあたり、右手は右の腰に沿っています。5本目を分解している先生は、左右逆で全く同じ体勢をしていたのです。そうですよね。そうなんです。5本目も7本目も踏みかえ足までは全く同じ技だったのです。分かっているようで、管理人にとっては大発見でした。7本目の踏みかえ足はそれなりに出来ているので、5本目の踏みかえ足も確認しました。はい、同じように出来ていました。踏みかえて払いと払い落としと、最後は違くても技の8割は同じなのですから、そこから先も難しさは変わらないのでは、、と思いながら踏みかえ足をしながら払いと払い落としを比べていました。すると、なるほど、全く違う動きをしていました。5本目は踏みかえ足をして体を開いた時、重心が後ろへ行っていたのです。5本目も7本目も振り返し面を応じた時の重心はいつも身体の真ん中です。ですが気を置くところは前足なんです。払った後も同じなんです。それは前足に重心をかけることとは違います。重心は常に真ん中。気の重きは前足に置く感覚。でも管理人は払ったら自分の気も払ってしまっていたようでした。はい。このことは先生に何度かご指導いただいていました。その時は意識せず、修正することをしませんでしたが、この日、これだったんだ!!と閃きました。
早速先生に確認していただく為にお相手をお願いしましたが、重心に気をつけてやった5本目の応じは悪くなかったらしく、そのまま次の7本目の払い落としのご指導を受けました。好きな技と言ったものをご指導いただきましたので、もっと注意深く、嬉しく学びました。それなりに出来ている技でも時折確認しないとやはり崩れていくものですね。
しかけ応じのあとは休憩で形の1、3、4本目。
お道具をつけて打ち返し、基本打突、地稽古。
お稽古が終わった時、先生がアトリエのお稽古を「厳しいお稽古」とお話しされました。きっとどなたも(厳しいお稽古!?)(厳しくない、懇切丁寧で分かり易い)と思われたと思います。先生は「気の入ったお稽古」のことを言っておられました。それは先生と相対する時だけの話ではありません。どなたと合わせる時でも、充分な合気になってお稽古に望むことです。先生だろうが同輩だろうが後輩だろうが、なぎなたを合わせた時には上も下も無い、合気になるということ。 しかし、己の出来も理解せず、また、その稽古場の指導者でもないのに人をつかまえては繰り返し指導したり練習相手にさせたり、稽古とは関係ない話を咲かせ、いい迷惑をされる方がいるのも事実です。 合気になったらそんなことは出来ません。自分が如何にその方と気持ちと技を合わすか。そして上級者ならやはり相手の良い技を引き出すこと。それには自分がいつでも最高の技を出せるようにしなければなりません。 これは、とても難しく、厳しい稽古ですよね。ですがアトリエのみなさんはみんな、これが出来ているのです。そう努力されているのです。 厳しいとは、決して威張ったりきつく指導したりのことではないのですよね。
またまた遅くなりました。なかなかYoutubeへの投稿は技術を要るようです。。今回は5つupしましたが、動画の処理にかかって始めの2つしかURLが取れません。ごめんなさい。。時間をおいてYoutubeを確認しますので、気長にお待ちください。 なんとか全て投稿出来ました!!
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