3月9日(土)、お稽古。5本目払い。

8名(小3、幼1)。

一対多数。打ち返し。

しかけ応じ3、5本目。

薙ちゃん。

道具をつけて打ち返し。基本打突。掛かり稽古、地稽古。


大の苦手だった5本目の払い、昨年末辺りからできるようになりました。先生に何も言われないので多分できているんだと思う。時々終わってから払いが良かったと言われたりもします。あんなに苦手で、、多分一生出来る様にはならないんじゃないかと思っていました。ところが、出来るようになったんです。

払いの手の位置や払う手の感覚はもちろん大事なのですが、踏み替え足。以前、7本目の払い落としと比べて書きました。左右は違えど踏み替え足で180度体を変える技なので同じだと。しかし、真横に払うのと斜め下から入って斜め下に払い落とすのは全く違うから難しい〜。そんな風に書きました。

今、考えてみると、5本目の払いの踏み替え足を考えるのに7本目の払い落としの踏み替え足を例えに出すのは違うんだ、そう思います。今、払いが出来るようになってどうして出来るようになったか考えています。まぁ、ただ、先生に言われたようにやったんですけどね。でもあと一歩というところが物凄く時間がかかりました。真横に払う時の腕の感覚。体から離れてしまうような感覚。踏み換える時になぎなたが当たって体を開くと同時に真横に払う。想像はできるんですが、なんだかなぎなたが離れてしまう感覚があり、急いで前の手で真横に押してしまう。しばらくこんなでした。

一つ気づいたことは、兎に角腰にくる手を速く。そして腰骨のあたりまでしっかりと持ってくる。コレ、意外とできていないんです。5cmぐらい内側に入っている人、多いです。そして体を開くと同時に5cm後ろにずらしているの。最終的には正しい手の位置なのですが、払う瞬間と払った時の手の位置がずれているから、イチ、で払えない。兎に角、前の手は考えないで、左の手がイチ、で腰骨の正しい、しっくるするところにくるようにします。

その時、踏み替え足も同時にするように。その感覚を得たら、右手はラクに払いの位置まで持ってきます。払う時には手を締めて。

なぜ管理人ができるようになったかの一つは、横振りを工夫したからだと思います。

横振り。難しいですね!とても難しい。ただ横に振るのがこんなに難しいとは!!踏み替え足、振りとも左右同じリズムを刻みます。そして脇構えは床と水平ですね。振った時も床と水平です。振った時の後ろの手は腰骨のちょうど良いところにきます。つまり、脇構えの時のなぎなたと、振った時のなぎなたはそれぞれ床と水平ですが、同じ高さではありません。振った時、切先は上がりませんね。これはずっと鏡を見て稽古をしないと分からないでしょう。自分のなぎなたが常に水平であること。そして振り切る時に後ろの手が腰の位置にくること。振っている時は脇構えと同じ、体側から一握りずつのところを握っています。(でもこれは、、振るのも一瞬の動作なので、わざわざ分解して正面を向いた時、足は一つになっているのに脇構えの格好にする説明なんて、理に反していると思いますが。)

ずっと八方振りの稽古をしていて、横振りもずっとずっとしていました。

今考えますとね、横振りの真横に(水平に)振るところ、5本目の払いと同じ感覚なんです。5本目の払い、真横に払いますよね。あれと似ているというか近いというか、同じ感じ。いつも言うように、技と振りですから当然速さは違います。踏み替え足の速さも。でもどの技も振りも体となぎなたは同時ですよね。5本目の払い、決して急がずに、慌てずにやってみてください。横振りと同じ感覚って言うの、わかると思います。後ろの手の位置は、腰骨、同じ位置でしょう。そして払いも振りも、前の手でなぎなたを持っていくんです。払いはその位置まで持っていきますが技としては払い技、それは打突部位ではないけれど打突しているのだと考えています。

真横に払うなんて、それでしか考えられません。今のところ。他になにを見ても、真横になぎなたを振る動作なんて、、横振りしかありません。横振りを正確にするんです。鏡を見て10分ぐらいやってみてください。

アトリエK なぎなた教室

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