2月13日(水)、14日(木)、お稽古。打ち返し。
13日。10名(幼1)。
一体多数。しかけ応じ1−8本目。
形。
道具をつけて打ち返し。引き立て稽古。互角稽古。
14日。9名(小4、幼1)。
一体多数。そのままで打ち返し。
しかけ応じ1、2本目。
形。
道具をつけて打ち返し。基本打突。掛かり稽古。地稽古。
もう、毎回の稽古は最高です。アトリエが始まってもうすぐ3年が経ちます。皆様、よく考えて工夫した稽古を重ねて、2、3年が過ぎようとしております。最近ではご指導頂いたことが何を意味するか、すぐに理解されるようになりました。どなたも初めのうちは、何が出来ていないのかもわからない、もしくは全て出来ていないからどこから手直しすれば良いのかわからない状態でお稽古を始めます。ご自分が上手で出来ていると思う方はアトリエにいらっしゃらなくても良いのです。教えを請うというのはこういう姿勢なのか。皆様には本当に感心させられます。
アトリエの稽古は厳しいですよね。多分厳しいと思います。誰も威張る先生は居ません。後輩が先輩に使われることもありません。先生のお荷物を持つようなこともありません。しかし、稽古の内容は厳しいと思います。自分で考えるから。教えてもらおう、習いに行く、ではないからです。
「考えてやりなさい!」最近はこう、管理人が子供達に檄を飛ばすことはほとんどなくなりました。子供達が向かい合った時の気の入り方、負けられません。
木曜の稽古で、しかけ応じの前にそのまま打ち返しをしました。子供達とは前進のみ、大人とは前進後退で。Hさんと終わった後、顔を見合わせて、なんとも言えない気持ちになりました。「これは本当に稽古不足なのでなんとも言えませんね。もっと稽古しましょう」
なぎなたの沢山あるうちの稽古の内容でなかなか集中してやらないことは、八方振りと道具をつけないでの打ち返しではないでしょうか。
管理人、毎度、道具をつけた打ち返しが大好きです。それは確実に打突部位を打突できるから。打たせてもらえるからです。そして、道具をつけた打ち返しはほとんど自分の呼吸で技を出せるからです。打たせる方は相手をよく見て出てくる瞬間に体さばきをして充分に打たせます。打たせる方は相手毎に打たせ方が変わります。相手の呼吸を見てというより、相手の出方をよく見るのが大事です。
道具をつけないでの打ち返し。しかける方は道具での時以上に注意が必要だと感じました。打突の狙いは勿論相手の打突部位ですが、道具をつけていない相手に打突するからです。そして身体は道具がないのでよく見えます。つまり道具をつけている時以上に正確で丁寧な打突を心がけないと、安全に関して、そして見栄えにも大変関わってきます。 打たせる方。これは、、最高に難しいと感じました。道具をつけて打たせる時は、相手をよく見て、出てくるところを体さばきをつけて打たせる。しかし、素での場合は自分の打突部位を、つまり相手の打突をなぎなたで応じなければなりません。これは相手の出方をよく見て、という次元ではなく、相手との呼吸をしっかりと捉えて、合わせると言って良いのかはわかりません。兎に角、相手の呼吸を必死に見ます。でないと打たれる。というか、応じ損ねます。
打つ方は六本続けて、確実に打突する。手の握り(手の内)、構え、全てがガラ見えですから本当に緊張します。そして打つ方も、応じる相手との呼吸をよく見ます。道具をつけている時以上ですね。応じる方は充分な体さばきをするために相手の呼吸を見ます。
この日、道具をつけないでの打ち返しをした後、道具をつけての打ち返しはなんて簡単なんだろうと思いました。打たせる時、さぁしっかり打て!と堂々と打突部位を示していた、、実は示すだけでいた自分が居たことに気がつきました。打たせる時にもっと緊張しないと。道具をつけないでの打ち返しを応じる時は、ものすごい緊張です。応じ損ねたら打たれるからです。勿論相手のスピードにもよりますが。でもこの緊張。もしかしたら試合稽古に通ずるのかもしれません。この稽古を重ねて、しかけ応じも道具をつけた打ち返しも、もっと緊張感を持って行うことを学ぼうと思います。新たな課題が出て嬉しい!
毎回はじめに打ち返しをしましょう。ということになりました。
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