令和7年度全日本少年少女(なぎなた)武道錬成大会。
1ヶ月近く過ぎました、標記の大会に行って参りました。幼少から稽古をしていれば選手として参加できる大会。しかし、幼少から稽古をしていなければ選手としては参加できない大会。 子供の時に、そして今なお、関係者として参加することが出来ることを深く感謝します。
管理人は、今年は令和元年振りに審判員として参加いたしました。5月の県民総体の審判の後、旗を振ることが少なかったかことに飢えを感じ、もっと振りたいと思う楽しさの気持ちと、もっと振らなければという危機を感じ、錬成大会の審判員に登録をしました。
実を言うと、あと5年かもうちょっとは監督業をしようかと思っていました。自分の子供もいますし、錬成大会の審判はかなりハードだからです。。。 しかし、県外で旗を振りたいと県の理事長に申しましたら、「錬成大会の審判員登録が明日までですよ」と天の声。ヨッシャー💪💪💪子供達も、私も原点の大会、やるしかない!!!
コートは第3コート、7月上旬に受け取った資料では第1審判員でした。予想はしていましたが、とうとうその時が来たか、と言う感じでした。コート審判主任は、A先生で、直接ではありませんが高校のなぎなた部の先輩です。所属が同県ではないので、ほとんどお稽古する機会はなかったので、嬉しくも緊張しました。
当日は緊張していますが相変わらず嬉しく、ソワソワ。そしてコーチ3を受講した仲間も審判員や係員としてチラホラ。勝手に(これはプチ同窓会かもしれん・・・)なんて一瞬思いましたが、そんな余裕は一瞬で終わりました。
出場団体は131団体。参加者は775名。年々減っています。6年前の500人減。
なぎなたは、心も、身体も強くなれる素敵な武道です。そして、優しくなれる。人も自分も大事にするようになる。
なぎなたを続けていれば、必ずどこかで会えるんですから。大事な仲間です。
コートでは演技競技の主審、試合競技の審判を忙しくさせて頂きました。初めのうちは、第1審判員として、そして高校の部活の先輩のA先生の元で旗を振ることにとても緊張しました。 茨城県のインハイ予選で、理事長に所作についてご指導戴いたこともあり、皆と一緒の所作、そして皆をリードする旗の振り方を考えました。
後半、だいぶ後ですが、決勝まで管理人が主審が最後まで旗を振ることがありました。それは、とても気持ち良く、楽しい旗を振ることができたんです。副審を心から信頼でき、共に旗を振る。そしてコートの外まで気を向けることができる。
前日、家を出る時に母が「観の目でみなさい」と言って送り出してくれました。
「観の目」と言われて、観の目ね、2種の試験の時猛勉強したな〜なんて思いながら家を出て、審判員としての観の目を当たり前に思って前日を過ごしました。
武道館で試合競技の旗を振っている時に、「観の目」を思いだし、どんなだろうと思いながら旗を振りました。打突するなぎなたを目で追っていては違うだろう。やはり相対した二人の真ん中辺を見て、全体を見る、、相手の目を見て全体を見る、いつもの稽古と一緒なのかと。試合に集中しながらも、視点を集中しないようにして試合を進めました。すると、なんとなくですが、見えてきました。
これが観の目かどうかわかりません。ただ、そうなのかもと、気がしました。全体が見える。新しい気づきです。面白くて、夢中になりました。
あと20か、30回ぐらい主審をして終わりにしたいぐらいと感じました。
高校の先輩であるコート審判主任の先生には、審判の時の心のありようをお話し頂けました。地元の話や高校の話もさせて頂き、ありがたい時間をいただきました。
開会式で気がついたのは、全な連事務局長の今浦先生が4コート審判に入っていることに気がつき、、なんで?!という驚きで、閉会式の時に過程をお話し頂きました。先生が旗を振っているところを遠くからじっと、多くの審判員が見ていました。やっぱり全然違う!旗の振り方、作法、格好良い!!
学ぶことでいっぱいな錬成大会でありました。
5年生の娘は岐阜のお友達と1年ぶりの再会でたくさん写真を撮って、喜びあったようです。また来年ねって。すごい、良いですね。私も小学生から稽古していて、大人になって稽古を再開して役員をやっていた友人が探してくれて声をかけてくれました。彼女とも1年に1度か2度です。また、SNSを通してお友達になった方とも。
本当に楽しく、一生懸命に気持ち良く旗を振りました。もっともっと勉強したい。月末に関東ブロックの審判研修会が、、あったのです😆 すぐに載せられるようにしますね。多分ね。
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