4月4日(水)、5日(木)、お稽古。打突とは。
4日。
11名(小2、幼1)。
一対多数。
しかけ応じ1、5、6本目。1−5本目。
形1、2本目。
道具をつけて打ち返し。
5日。
9名(高2、小3、幼1)。
一対多数のち、しかけ応じ1−5本目。
道具をつけて打ち返し。
新年度が始まりました。
「技を工夫した稽古をしていると、いつの間にか手になぎなたが馴染むんです」
大先生はお話されました。
それはまるで熟練した職人さんが言う言葉にも聞こえます。でも確かに職人技ですよね。技といい、目といい。見えるんです。
気がつきましたか?稽古の参加人数で、高2となっているのを。中→高になりました。
気がついていましたか?だいぶ前、乳1となっていたのがいつの間にか幼1になっていたのを。アトリエが始まった時には既に授乳はしていませんでしたが、まだ範囲でした。1年を待たず、幼児に昇格させました。そして来週から幼稚園に通います。水曜日のマスコットはもう一緒に稽古には出ません。成長を喜びつつ、少し寂しくもあります。
そして木曜日。数週間ぶりになぎなたの妖精が出現しました。もう幼稚園生ですから人間ですね。まだまだ上座に座って挨拶をしていますが、、アトリエと共に育っています。
「あまり他の方の稽古についてとやかく言いたくは無いけれど。これだけははっきり言えます。
痛い打突は間違っています。打突してそれが痛いと言うことは、間違っているの。
本物の打突は決して痛くありません。」
これは先月、稽古の後に管理人がお話させていただいたことです。大先生も深く頷かれていました。ええ、真実ですから。
素で叩くなら痛いのは当たり前ですが、道具をつけても痛い?どう言うことですか?道具をつけている意味ありますか?
あのですね。私たち、とても大切な身体を打たせているのですよ。頭部なんて人間の最も大事な器官の一つです。頭打たせているんですよ。その頭を痛いと感じるような打突って、一体なんなんですか?
痛い?なら、なぎなたなんて辞めてお終いください。私たちは自分にとって唯一の身体を、そんな危険な痛みに晒すようなことをしているのなら、すぐにそんなもの辞めてしまった方が良い。
我慢大会をしているのですか?誰が一番強くひっぱたけるか。そして誰が最も挫けず耐えられるか。
何故痛く打つのですか? ただ、打突の瞬間、手を締めていないからです。力一杯、なぎなたと言う棒を振り回してひっぱたいているからです。
その打突。小さな子供にも繰り出せますか?
正しい指導。
正しいものを教わらなければ、正しい技は出せません。
正しいものを知らなければ、正しいことを指導出来ません。
これがなぎなたです。修行です。
打突は決して痛くありません。断言出来ます。
もし、あなたが受けた打突が痛いと感じるなら、そして出した打突を相手が痛いと感じるなら、それは間違ったことをしています。
正しい打突。それは正しく打つんです。正確に。道具外れなんて以ての外。大事な稽古仲間です。その大事な身体を打突させて戴くんです。自分の修錬の為に。だとしたら、どう打ちますか?
正しい打突を繰り出します。それはただ、そっと触れるだけのものではなく。やはり打つんです。気剣体の一致。手の内。正確に。
なぎなたのハンドブックをよく読みましょう。
なぎなたで身体に痣なんて作らないでください。恥ずかしいことです。正しい打突をしていない。そして正しい指導が出来ていないということを知らしめています。
分からなければ、アトリエにいらしてください。
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